東北旅行 2019.1.4-8 その3(秋田~酒田~鶴岡)

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1/6(日)

 

朝は眠い目を擦りながら5:00起床。身支度を整え、6時前に宿を出る。20分ほど歩いて秋田駅前に着き、末廣ラーメンに入る。研究室の秋田出身の先輩に勧められていたこともあり、立ち寄ったが、正統派醤油ラーメンといった感じで冷えた体に美味しく染み渡る。(帰京後、その先輩から焼きめしも美味しいという今更役に立たない情報をいただいた)

ラーメンを堪能した後、6:50発の列車に乗り、酒田へ。朝早かったこともあり、途中うたた寝をしながら、8:44酒田着。

 

本間美術館を目指したが、残念ながら年末年始休みで入れず、あきらめて日和山へ向かう。

 

灯台日本海を眺めて往時の繁栄を偲ぶ。

 

旧鐙屋へ行き、内部を見学する。酒田を代表する廻船問屋で、江戸時代は大いに反映したようで、『日本永代蔵』にも記載があるほどだそうである。

 

本間家旧本邸も年末年始で休みだったため、山居倉庫へ。川に隣接していることもあって、水運の盛んなりし頃の面影を感じる。

 

山居倉庫脇の土産物売り場に「酒田の地酒七蔵飲み比べ」なる飲み比べセット(日本酒1合×6本、焼酎1合×1本)があるのを見つけてしまい、荷物が重くなってしまうことも顧みず、購入…。さらに弟への土産として、楯野川のヨーグルト酒「子宝」の四合瓶も購入してしまう…。もはやザックが歩荷トレーニング用のようである(注:普段の国内旅行のときはザックで移動する人間である)。

 

重くなった荷を背負いながら、昨晩勧められたラーメン屋を目指す。

「さらしな」を1番のおすすめとして勧められたのだが、調べたら日曜定休だったので、他におすすめのなかに名前の上がっていた「満月」に行くことにした。

休日のお昼時ということもあり混雑していたが、幸いそこまで待たずに席に着くことができた。定番のワンタンメンをいただく。魚介系の出汁が主体のラーメンで美味しく平らげた。

 

食後は歩いて酒田駅へ向かう。ちょうど時間が微妙で、酒田駅を12:50に出る列車が出ていった数分後に駅に着いたため、次の13:45の列車までの間土産物を見るなどして時間をつぶす(それでも時間を持て余してしまうので、あとは待合室でひたすらホームを眺めていたが…)。国内旅行の場合、こういう時間がちょっともったいないと思ってしまうので、4泊5日くらいの旅行だと完全に日常を脱するには足りないようだ。

酒田駅13:45発の列車に乗り込み、鶴岡へ。電化区間なのに気動車だったので驚いたが、帰ってから村上のデッドセクションのために気動車を入れていると知って納得。14:20鶴岡に着いた。

 

鶴岡では、藩校致道館を訪れた後、致道博物館へ。

致道館で当時の大学院相当の学生の一日の様子が記されていたが、それぞれに居室が与えられ、家事や雑務をする必要は無く、一日中朝から晩まで勉学に努めることができるようになっていたそうだ。(一方の自分は…)

致道博物館では、歴史のある建物が集まっており、内部に地域のことがらに関する展示がなされていた。ただ、個人的には歴史ある建物が往時の場所に残っている方が歴史性を感じられて好きなので、そこだけが残念という感じ…

 

致道博物館を見た後は、市内中心部のホテルに移動し、チェックイン。夕食はスーパーで買った弁当と総菜で済ませる。旅行などで地方に行ったときはその土地のスーパーに寄ることが多く、その当地の食文化を見るのが密かな楽しみになっている。

ビール、日本酒を空けた後、早起きだったこともあり、22:30頃就寝。

 

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