東北旅行 2019.1.4-8 その2(松川温泉~盛岡~秋田)

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1/5(土)

5:30頃起き、朝風呂へ向かう。温泉宿に泊まっているからには1回でも多く、1分でも長く温泉を堪能したいと思ってしまうのが人の性である。

 

風呂から上がって身支度を済ませ、07:30過ぎに朝食。

 

食後、揺り椅子にもたれ、コーヒーを飲みながら雪景色を眺める。

 

チェックアウトを済ませ、ロビーでくつろいでいると、バスがやってきた。

 

09:45。ボンネットバスが出発し、山道を下っていく。

 

八幡平マウンテンホテルでボンネットバスとお別れし、盛岡市街地行きのバスに乗り換える。岩手山が見える右側の席に座ったが、この日も全容を現してはくれなかった。

うつらうつらしているうちにバスは盛岡市内に入り、定刻より15分くらい遅れて正午ちょっと前に県庁市役所前に着いた。ちょうどお昼時であったので、冷麺、わんこそばに並ぶ盛岡三大麺の一つ、じゃじゃ麺白龍本店でいただく。幸い並ばずに入れ、じゃじゃ麺の中を注文。自分で加える酢、ニンニクなどをもう少しうまく入れてより自分好みにできたかもしれないとも思うが、1回目では勝手がわからず、後悔が残るもの。麺と具を少し残し、生卵を溶いたところにゆで汁を加えていただくスープ、ちいたんたんも堪能。

 

食後は大通、開運橋を通って盛岡駅へ。駅ビル内の酒屋で土産として、あさ開と鷲の尾の300mL瓶を購入。また、駅ビル内にも福田パンの取扱いがあったので、車内で食べる用にあんバターのコッペパンを購入。

一通りの買い物を終え、列車の発車時刻まで30分以上余裕があったので、駅西口に隣接しているマリオスの展望室(20F)へ向かう。昨日今日と歩いて回った川向こうの盛岡中心部を眺める。最後に北の景色を眺めるも岩手山は見えず。また来いよということか。

 

13:35発のこまち19号に乗り込み、さっそく駅で購入したコッペパンを開ける。やはり王道の組み合わせなだけあって、個人的には前日に食べたピーナッツバターよりは好みの味である。ただ、パン自体は当然のことながら、前日の本店で食べたものの方が美味しかった。

パンを食べ終えると、持参した道路地図を広げ、自分の現在地と見えている景色とを対応させながら車窓を楽しむ。(紙媒体の地図を持って行くのが自分の旅行のスタイルになっている)

大曲を過ぎると雪が強くなり、眠気も現れてきたので地図を閉じ、移りゆく車窓を寝ぼけ眼で眺めているうちに列車は進み、15:14、定刻より少し遅れて秋田駅に着いた。

 

秋田での滞在時間は限られていたため、川反の町並みを横目に赤れんが郷土館へ。

かつて秋田銀行本店本館だった建物で、その時代の建築を今に伝える。建物の説明と、秋田の風土文化、伝統工芸に関する説明・展示もなされていた。

 

もろもろの見学できる施設は16:30に閉館してしまうので、赤れんが郷土館を見て時間切れ。そこで、久保田城の跡地である千秋公園へ向かい、八幡秋田神社にお参りする。御朱印をいただき、社務所の方と話していると、遠方からの旅行者だからと秋田犬の描かれたポストカードをくださった。

 

神社を後にし千秋矢留町の宿に向かう途中、水分を多く含んだ雪が強く吹いてきて、日本海側に来たことを強く実感する。

 

宿に着いた後、翌朝は朝早くの列車に乗って酒田へ向かう予定だったので、早々に夕食を済ませ、その後土産の地酒をスーパーで買っていこうと決め、スーパーの営業時間を調べてから18時頃川反へ夕食へ向かう。

 

川反の比内地鶏を扱っている店に行き、お造りと地鶏で地酒を飲む。途中隣のカウンターの二人組に話しかけられる。話を聞くとどうやらふたりは古くからの知り合いで、普段はそれぞれ象潟と酒田に住んでいるが、飲もうということで(秋田で用事があったこともあって)秋田まで出てきて飲んでいたらしい。

 

自分の旅行の行程では翌日酒田に行く予定である話をしたら、酒田の人がおすすめのラーメン屋情報を教えてくれた。一人旅だとこういう情報交換ができて面白い。いろいろな話をしたのだが、(その二人組がだいぶ酔っていることもあって)途中から話を聞くのが少々億劫になってしまった。何事も飽かずに名残惜しいくらいがちょうど良い。

二人が帰った後、さらに地酒1合を注文して、一人酒を再度満喫してから店を出る。(スーパーの時間は過ぎていたので、)雪道(とくに横断歩道)で足を滑らせないように気をつけながら宿へ帰った。

 

23:30頃就寝(たぶん)。

 

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