東北旅行 2019.1.4-8 その4(鶴岡~村上)

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1/7(月)

 

この日泊まったホテルでは簡単な朝食が提供されたので、8時前に朝食をいただく。8時半過ぎにホテルを出発し、歩いて駅へと向かう。途中、山王日枝神社にお参りする。

鶴岡駅に着き、村上までの自由席特急券を購入し、ホームで09:23発の特急列車を待つ。本当は鈍行に乗りたかったが、一本前の鈍行は07:40発、次の普通列車は10:00発で、特急に比べて村上に着くのが1時間以上遅くなってしまうため、やむなく特急列車を選択。ただ、今回の旅行は普通乗車券を使用しているため、青春18きっぷなどとは違い、思い立って特急に乗ったりすることができるので、結構使い勝手が良い(もちろん、思い立って来た経路を引き返すようなことはできないが…)。

 

09:23発のいなほ6号に乗り込み、日本海側である右側の座席に座る。途中景勝地である笹川流れを車窓越しに眺める。ただ眺めてはいたものの、うとうとしながらだったため、あまり印象に残らず…10:22村上着

 

村上駅から小国町通りを経由して、町並みを楽しみながらぶらぶら歩き、イヨボヤ会館へ行こうと思ったが、気が変わったので取りやめる。雪が強くなってきたのでひとまず昼食をとることにし、悠流里へ。優柔不断な人間にやさしい、村上牛炙り丼と鮭親子丼の二兎を追うセットがあったので、迷わず注文。美味しくいただく。

 

食事処の隣に鮭の物販処があったので、鮭の酒浸しと飯ずし(いいずし)を購入。その後、酒屋に寄って、地酒の大洋盛を購入する。

雪も落ち着いたので、その足で、おしゃぎり会館(郷土資料館)、若林家住宅、歴史文化館を見学し、城下町村上の文化風土を知る。

 

見学終了後、資料館の受付に預けていたザックを回収したが、さすがに寄る街寄る街で地酒を買って来たため、重くなってしまったので、村上郵便局へ向かい、お酒(とその他土産、衣類)を自宅へ送る。

 

酒等を送ってしまうと、ザックがこんなに軽かったのかと驚くほど。足取りも歩くなったので、村上城跡に登ることにした。初めての街に訪れると、高いところに登りたくなるものである。(馬鹿と煙は…)

 

城跡から下るときに、地元の方に声をかけられ、話しながら下る。足腰の健康のために足繁く上り下りしているそう。(平日だったので)休暇をとってきたのですかとの問に、院生ですと答えるときの何ともいえない申し訳なさ。世の中の同世代のひとは多くはもう働いているのに、自分は院生をしていて、しかも勝手に休んで旅行している気後れ感。だんだんと歳をとっていくことを実感するときでもある。(実のところ、申し訳なさよりも、雪の坂道で足を滑らせないように気をつけることのほうが大きなウェイトを占めていたのだが…)

 

城跡からおりると、村上のもう一つの地酒である、〆張鶴純米吟醸「純」を購入し(ザックを軽くするとすぐこれである)、ホテルへ向かう。

 

ホテルに荷物を置いた後、夕食へ出かけ、その後駅向こうのスーパーへ。翌日の朝食と、何を思ったか地元の麩を購入。酔ったまま麩の入ったレジ袋を提げホテルへ戻る。

 

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