偏頭痛

会いたくなかった奴に出会してしまった気分である。久々に偏頭痛が起きた。最後に偏頭痛があったのは大学1年の秋だったので、もう5年くらい起きておらず、中学、高校時代そこそこ苦労させられた偏頭痛とはすっかりおさらばできたものと思っていた。

しかしである。今日研究室に着いて、お昼を食べていたら、視野の一部が欠けてくる例の偏頭痛の前兆が現れた。嘘であってくれと願いつつも、前兆は非情にも広がっていった。おさらばできたと思っていた奴とは、おさらばできていなかったのである。

 

今日はやらなければならない実験があったため、前兆が落ち着き、偏頭痛が始まる前のタイミングで頭痛薬を飲んだ。

薬が効いたのか、頭痛の程度は幾分軽かったが、だるさと軽い吐き気が落ち着かないので、結局作業を中断して研究室のベッドで休む。2~3時間ほどで落ち着いたので、実験を再開した。実験は無事終わったが、もう一つの今日やること(留学生に装置の使い方を教える)ができず、明日に延期してもらう。せっかくの休日に留学生を呼びつける格好になってしまい、申し訳ない。

 

偏頭痛が起こるたびに何が原因か振り返ってきてはいるものの、思い当たる節もなく、未だになにがきっかけで起こるのかわからないままである。

(今日の記事を書きながら、偏頭痛発生前の行動・出来事を余すことなく記録して、サンプルがたまったら回帰分析的なことができるのではないかとも一瞬思ったが、それはサンプル数の増加(=偏頭痛の発生)を期待しているようで精神的に受け付けず却下)