東北旅行 2019.1.4-8 その1(盛岡~松川温泉)

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1/4(金)

全車指定席のはやぶさを利用するより1,200円以上安くなるため、始発のやまびこの自由席で盛岡まで向かう。三が日明けということもあり、夜型にシフトした生活習慣から一気に03:30起きという拷問級の起床時刻だったが、無事起床する。どうもイベント事の日は早起きが苦にならないようだ。

 

09:19。盛岡につくと、空気の冷たい感じが伝わってきて、北国へきたことを実感する。まず、研究室の盛岡出身の先輩から勧められていた福田パンの本店を訪問。コッペパンの専門店で、その先輩にとっては青春の味とのこと。ただ、メニューの選択肢が多すぎて初見殺しである。迷ったあげくピーナッツバターをミックスで注文する。しっかりと詰まった感じのあるパンで、しっかりおなかが満たされる。店内の食事用スペースで食べていると、近所の人とおぼしき家族連れなどが絶えず訪れ、盛岡のソウルフードとして愛されているのを目の当たりにした。年始めだったためか、壁掛けカレンダーをいただいた。(現在家の壁に掛けられている)

 

続いて、岩手県の名前の由来となった三ツ石神社に寄る。簡単な説明書きはあるものの、確かに大きい石だなあという感想で終わってしまう自分の教養のなさを嘆く…

番屋とござ九の建物を見た後、岩手銀行赤レンガ館を見学する。銀行業の説明のみならず、建物細部の意匠についても詳しく記述されていて、勉強になる。

 

昼食は盛岡冷麺発祥の店、食道園で冷麺をいただく。冷麺は、麺にコシがあり、整った味であった。辛さの程度がわからず、別辛で注文してしまったが、個人的にもう少し辛い方が好みであるので、今度訪れるときは辛めにして頼んでみようと思う。

 

その後盛岡城跡公園を散策し、桜山神社にお参りした後、13:42盛岡駅東口発のバスに乗るために、盛岡駅へと歩く。このバスが松川温泉行きの最終バスなので、20分以上時間に余裕があるとわかっていても早足になる…

 

バスは時刻表より数分遅れてやってきた。普通の観光バスのような車両で、これに乗って途中の八幡平マウンテンホテルまで行き、そこで松川温泉行きのボンネットバスに乗り換える。岩手山が見える左側の座席に座り、岩手山を眺めるも、山頂付近は雲がかかっていて、その全容を現してはくれなかった。

 

15時過ぎに八幡平マウンテンホテルに着き、念願のボンネットバスに乗り継ぐ。乗り継ぎ客は自分を含めて3人。それから、八幡平マウンテンホテルから4人ほど乗ってきた。

1968年式と記載されていて、50年前の車が現役で使用されていることに驚く。シートなども使い込まれていて、床も木製、板張りである。

車が動き出すと、エンジン音を高らかに、ゆっくりと雪の山道を登っていく。エンジン音の割にゆっくりと走って行くのはご愛嬌といったところか。

15~20分ほどバスに揺られると、今日の目的地である松川温泉に着いた(ただし、下の写真は翌朝撮影したもの)。途中から乗ってきた4人はバスで引き返していった。

 

松川温泉での宿は峡雲荘。到着早々温泉を堪能する。白濁した硫黄泉で雪見をしながらのんびり1時間くらい。内風呂はやや熱めだったのだが、露天風呂は雪のせいかややぬるめで湯加減もよく、雪の積もった通路を再び裸足で歩いて内風呂へ帰る気がおきなくなり、なかなか湯から抜けられなくなっていた…。夕食は名物のホロホロ鳥をいただく。

 

朝が早かったので21時前に就寝。

 

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