風洞

キャンパスの一般公開日で、そういえば自分の所属研究室以外の展示をあまり見たことがないことに気づき、助教先生にお勧めを訊いてみると、風洞がおすすめとのこと。さっそく先輩を誘って行ってみることに。

手元のパンフレットを頼りに風洞を目指すと、古めかしい建物にたどり着く。内部ではタイミング良く解説が始まったところで、風洞の来し方についての説明を聞く。詳細は先輩が書いてくださっているので割愛するが、当時(1930年代)の技術者の息づかいが聞こえてきそうな雰囲気で感銘を受ける。

ただ、助教先生から聞いていた印象とは少し異なる感覚を覚えながら帰って先生に話をすると、どうやら別の場所の風洞をおすすめしてくれていたようだったが…。不完全なコミュニケーションが思わぬ発見をもたらしてくれた一日だった。

 

気がついたらもう紫陽花が咲いている。