背景画像

タイトル背景の夕空の写真は、電車庫の跨線橋から見たある日の景色である。たまたまその跨線橋に行ったときに、空の色に惹かれて思わず撮ってしまったものである。

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この跨線橋は、1929年に造られた人道橋で(今年で90年!)、太宰治もよく足を運んだらしい。幼いころ、行き交う電車を見によくここへ行ったりしていて、何となくだが愛着を感じている。いまでも(本当にたまにだが)物思いに耽りたくなったときなどに訪れる。

橋の上で、子供が夢中になって電車に手を振っているのを見ると、昔の自分を眺めているような感覚に陥る。もしかしたら自分が土木を専攻するきっかけとなった場所の一つかもしれない。