読書

日中面接を済ます。面接場所が通っていた高校の近くで、やや懐かしさを覚える。

 

帰り道、研究室でお茶を入れるために茶こしを買った。

 

某先輩と昨日話題になったのであげておくと、先日購入した文庫本は、『夏への扉』と『時計じかけのオレンジ』。

夏への扉』は山下達郎の曲にもなっており、前々から興味を持っていたため、たまたま書店で見かけて購入したものである。王道のSFものという感じだが、1956年当時の未来像が見えて、とても興味深かった。本の帯に恋愛小説と書かれていた点は今ひとつ腑に落ちなかったが。

時計じかけのオレンジ』は、某先輩が書いているように、もともと映画の「雨に唄えば」を見た後に、その主題歌が映画の「時計じかけのオレンジ」にも使用されていることを知り、たまたまケーブルテレビで放送があったので、録画しておいたのだが、まずは原作を読んでみようと思い立ち、購入したのがきっかけである。小説を読んだ後に映画を見たが、映画版では小説に比べて、主人公の悪辣さが薄まってしまっている感じがして、少々物足りなさを感じてしまった。(とはいっても、映画自体はとてもお子様に見せられるようなものではないのだが…。)管理社会ものの小説なら、個人的にはオーウェルの『1984年』の方が好きかもしれない。

 

最近また読書欲が盛り返してきていて、いい傾向である。

 

そういえば、ドリス・デイが亡くなったことを知り(てっきり故人だと思っていた)、「Secret Love」、「Tea for Two」、「Que Sera, Sera」などを聴く。

 

今日の晩酌は、コエドビール-瑠璃-と福小町の純米。